聖書 詩編47編6~10節
    ルカによる福音書24章44~53節
説教題 「復活の主の約束」
「わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」(49)
  復活なさった主イエスは弟子たちに「罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる」(47)と言われました。これは弟子たちによる宣教を指しています。宣教は神のご計画によるものでした。
  神のご計画によるものですから神の助けが与えられます。それで主イエスは「わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る」と言われたのです。「送る」という言葉には、職務上の権限を委ねて送るという意味があります。つまり主イエスと同じような働きをなさるお方を送ってくださるわけです。このお方はあとになって聖霊であることが明かされます。
  主イエスは聖霊を送ることを約束なさってから天に昇られました。主イエスが言われたとおり、「父が約束されたもの」、すなわち聖霊が送られる日が来ると、主イエスの証人として語り始めます。この働きを教会は受け継ぎました。主イエスは地上におられませんが、約束どおり教会には聖霊が送られました。
週報6月1日