聖書 詩編116編8~11節
    コリントの信徒へ手紙二4章13~18節
説教題 「栄光を見つめながら」
「主イエスを復活させた神が、イエスと共にわたしたちをも復活させ、あなたがたと一緒に御前に立たせてくださると、わたしたちは知っています。」(14)
 主イエスを死者の中から復活させられた神は、やがて「主イエスと共に私たちをも復活させ、あなた方と一緒に御前に立たせてくださる」ことも、パウロは今日の箇所で伝えています。主イエスの復活を信じ洗礼を受けて、主イエスと共に生きるようになった私たちをも神は復活させてくださり、神の御前に立たせてくださいます。天には私たちのために大きな恵みが用意されています。神の御前で誉れを受け、天にいられます。そのことを私たちは信じています。
 いつか神の御前に立たされるとき、私たちに「永遠の栄光がもたらされます」(17)。神の御前で私たちに与えられる誉れが「栄光」です。その栄光ははかないものではなくて、永遠に続いていく重いものです。今から頼り甲斐がありますので私たちを安定させてくれます。キリスト者として生かされている私たちは、「主イエスを復活させた神が、私たちを御前に立たせてくださる」と信じています。すなわち、私たち自身の永遠の栄光を目標にしながら生きているのです。