聖書 エレミヤ書32章6~15節
    コロサイの信徒への手紙1章9~14節
説教題 「主による買い戻し」
「イスラエルの神、万軍の主が、『この国で家、畑、ぶどう園を再び買い取る時が来る』と言われるからだ。」(15)
  神の民である当時のイスラエルがバビロニアの支配下に置かれるのは時間の問題でした。イスラエル人は家も畑も何もかも、手放さなければならなくなります。これは神の審きによるもので、彼らは希望を失います。
  ところが神は、「イスラエルで家、畑、ぶどう園を再び買い取る時が来る」と言われ、なくした土地を買い取れるようにする、と約束なさいます。つまり、神によって住まわされた土地を失い、バビロニアの支配下に置かれますが、それで終わりではありません。「かつて、この民にこの大きな災いをくだしたが、今や、彼らに約束したとおり、あらゆる恵みを与える」(42)と神が言われるとおり、神のご支配に戻されます。審かれて終わりではなく、審きのあとに神によって赦される時が来るわけです。希望を失った神の民は、神から将来の希望を聞かされます。
  コロサイの信徒への手紙には、「御父が私たちを…その愛する御子の支配下に移してくださった」(1:13)とあります。私たちは御子によって買い戻されたわけです。御子のご支配のもとにこそ希望があります。