聖書 イザヤ書14章3~7節
    マタイによる福音書11章25~30節
説教題 「心に安らぎを」
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(28)
  主イエスは「すべてのことは、父からわたしに任せられている」(27)と語って、天の国に関わる一切のことも父から任されたことを明かしておられます。主イエスは私たちのために天の国を開いてくださいました。ですから「誰でも私のもとに来なさい」と言われます。特に「疲れた者、重荷を負う者」を招いてくださっています。
  私たちは知らないうちに罪の重荷を負っています。自分ではどうすることもできない重荷を負っている人たちも、主イエスから「私が休ませてあげよう」と言われます。主イエスのもとに行けば「安らぎを得させられます」(29)。
  と言うのも、主イエスがご自分を低くなさって十字架に進まれ、私たちに代わって罪の重荷という「軛」(29)を負われたからです。これで私たちは父との関係の破れを回復させられましたので、天の国に進めるようになりました。主イエスのもとに行き、主イエスと一つの軛につながれることによって、私たちは自分の荷を軽くされるばかりでなく、永遠の安らぎを得させられます。
週報6月2日