聖書 申命記7章9~11節
ヨハネの手紙一4章13~16節
説教題 「神の愛」
「わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。」(16)
神は私たちにキリストをお遣わしになって、救いを与えてくださった。キリストを与えることによって、ご自分が愛していることを知らせようとなさいました。私たちはキリストの死から神の愛を知らされます。
愛にとどまるとき、「神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます」。信仰生活で神の愛を受け、神の愛によって変えられ、神と人を愛するようになった人は、神の内に、また神が自分の内にとどまってくださるので、神との密接な関係において生きることができます。
私たちが神を深く知るだけでなく、私たちは神に深く知られます。私たち個々が丸ごと神に受け入れられるわけです。どういうときも私たちを包み込むような神の御手の内に置かれている信頼感を持てます。つまり信仰生活を送れるわけです。それで私たちは神と共にいられるのを喜び、神を褒め称えます。私たちも神を愛することで、行ったり来たりの双方向の愛の関係が築かれます。この関係の始まりが神の愛なのです。