聖書 出エジプト記33章18~19節
エフェソの信徒への手紙2章1~10節
説教題 「神の恵みの豊かさ」
「事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。」(8)
「以前は自分の過ちと罪のために死んでいた」(1)私たちでしたけれども、神は「死んでいた私たちをキリストと共に生かす」(5)ために御子キリストをお与えくださいました。ですから私たちが「救われたのは恵みによるのです」(5)。私たちが教会を通してキリストと共に生きるとき、神の恵みの豊かさを味わえます。
私たちは神の恵みをいただいている。この神の恵みをいただくために私たちは何かしたでしょうか。聖書には「自らの力によるのではなく、神の賜物」とあります。「賜物」というのはギフト、与えられるものです。一方的に送られます。つまり私たちの側には恵みをいただける理由は一切ないわけです。恵みは「神の賜物」です。神からただで与えられるものですので、私たちが払うべきものは何もない。信仰さえも「神の賜物」です。神の賜物をいただいたので救われました。
信仰によって救われたのは恵みによります。神の恵みだけです。神が私たちを愛してくださったから、またキリストが私たちを愛してくださったから、私たちは「恵みにより、救われました」。