聖書 列王記上17章10~16節
マルコによる福音書12章41~44節
説教題 「すべてを献げて」
「イエスは、弟子たちを呼び寄せて言われた。『はっきり言っておく。この貧しいやもめは、賽銭箱に入れている人の中で、だれよりもたくさん入れた。』」(43)
貧しいやもめは「レプトン銅貨二枚」(42)を献げました。大勢の人はたくさん献金していましたが、やもめの献金は金額としてはわずかです。ところが主イエスはやもめが献金するのをご覧になって言われました。「この貧しいやもめは、献金箱に入れている人の中で、誰よりもたくさん入れた」。「皆は有り余る中から入れたが、この人は、乏しい中から自分の持っている物をすべて、生活費を全部入れたから」でした(44)。
彼女は自分のお金に頼るのではなくて、神を頼りにしてきたのではないでしょうか。神が必要を備えてくださると信頼して、彼女は自分が持っていたお金をすべて神に献げてしまったのだと思います。それができるのは彼女が自分を神に献げていたからではないかと思います。つまり献身です。主イエスは彼女の献金を献身と見なされたのです。献金とは金額が多い少ないではありません。献げものに献身の思いが込められているかどうかです。彼女が献身のしるしとして献金を献げたので、主イエスは「誰よりもたくさん入れた」と言って献金を褒め、喜ばれたのです。

