聖書 詩編13編1~6節
    ルカによる福音書12章4~7節
説教題 「いつまでも忘れない神」
「あなたの慈しみに依り頼みます。わたしの心は御救いに喜び躍り 主に向かって歌います 『主はわたしに報いてくださった』と。」(6)
  「いつまで、わたしを忘れておられるのですか」(2)。詩人は苦しんでいたので神に祈りましたが、何も変わりません。それで「いつまで」を四回も繰り返し、苦しみを訴えるだけではなくて、何も変わらないのを嘆いています。
  ところがこの祈りは嘆きだけで終わりません。「あなたの慈しみに依り頼みます」とあります。今までに与えられた神の「慈しみ」を思い起こしたのかもしれません。これまでに信仰を与えられました。祈れるのも信仰によって神との間につながりができたからです。まだ苦しみから救われたわけではありませんけど、「御救いに喜び躍」るようになるのを確信します。いつか神の「慈しみ」がもたらされると信じているからです。
  キリストは、雀一羽さえ神はお忘れにならない、と説かれました(ルカ12:6)。価値がないに等しい雀一羽さえ、神は慈しんでおられると言うのです。神に似せて造られた人間が慈しみを与えられるのは言うまでもありません。キリストを通して慈しみを示された神は、私たちをお忘れになりません。

週報11月23日