聖書 サムエル記上9章14~17節
    ヨハネによる福音書12章1~8節
説教題 「至高の行い」
「イエスは言われた。『この人のするままにさせておきなさい。わたしの葬りの日のために、それを取って置いたのだから。』」(7)
  「マリアは香油を取って置いた」と主イエスは告げておられます。マリアは高価な香油を大事な時のために取って置いたわけです。たまたまではなくて、「私の葬りの日のためだった」と主イエスは言われます。主イエスが葬られる。主イエスが死なれるわけです。マリアが香油を持っていたのは、主イエスが死んで葬られる時のためでした。主イエスはまだ死なれたわけではありませんけれども、マリアが主イエスに香油を塗って葬りの備えをしたのは時宜にかなったものでした。
  このあと主イエスは十字架で死んで葬られます。けれども復活なさって天の父のもとにお帰りになりました。復活なさった主イエスは死さえもねじ伏せて、すべてのものをご自身のご支配のもとに置かれました。主イエスはまことに油注がれた方として、私たちの王となられ、すべてを治めておられます。マリアが主イエスに香油を注いだのは、主イエスが油注がれた方として天の王座にお着きになる備えだった、とも言えるわけです。その点においてもマリアの行いは時宜にかなったものでした。
週報10月3日