聖書 イザヤ書55章12~13節
    ヨハネによる福音書20章19~23節
説教題 「復活の主による派遣」
「そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、『あなたがたに平和があるように』と言われた。そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。」(19~20)
 暴力や死を恐れる弟子たちのところに主イエスが来られ、「あなた方に平和があるように」とお語りになりました。それからご自身の手と脇腹をお見せになりました。十字架の徴です。そこにおられた主イエスは、十字架で死なれたお方ですが生きておられます。主イエスは死んで復活なさったお姿を「お見せになった」のです。復活の知らせを信じなかった弟子たちに、主イエスご自身が復活を信じさせようとなさいます。
 復活を信じなかったのに主イエスにお会いできたのは、彼らが主イエスに赦されたからです。「弟子たちは主を見て喜んだ」という御言葉は、恐れよりも喜びが勝ったことを示しています。苦しみや恐れがあっても、それらを上回る喜びがこの御言葉で言う「喜び」です。恐れが完全に消えたわけではないけれども、主イエスにお会いできて嬉しい、と素直に思えるわけです。死を克服なさった主イエスが一緒にいてくだされば怖いものはありません。恐れは退けられ、喜びで満たされます。これを御言葉は「平和」と言うのです。
週報4月11日