聖書 イザヤ書11章6~10節
    マルコによる福音書4章26~32節
説教題 「神の国を待つ」
「また、イエスは言われた。『神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。』」(26~28)
 主イエスの譬えでは、種を蒔いた人は畑のことはほったらかしです。種は勝手に芽を出し、勝手に成長してくれるようです。土に蒔かれた種は「ひとりでに実を結びます」。汗水流して働かなくても、種は自然に育っていきます。人が寝起きしている間に、いつの間にか豊かな収穫に与れます。楽をして何かを得ようなんて考えが甘い、と私たちは思いますが、主イエスは「神の国はそのようなものだ」と語っておられます。
 神の国は「ひとりでに」育ち、大きくなります。人が手をかけなくても自然に収穫の時が来て、神の国は完成いたします。神ご自身のお働きによって、神の国は「ひとりでに実を結ぶ」ようになる、と主イエスが約束しておられます。そして、私たちが主イエスの約束を信頼して待つだけでいいようにするために、主イエス自らが十字架で死なれ、私たちを神の国に迎える備えをすでになさいました。蒔かれた種は実り始めています。
週報6月6日