聖書 イザヤ書46章10~11節
    使徒言行録25章1~12節
説教題 「約束の実現」
「もし、悪いことをし、何か死罪に当たることをしたのであれば、決して死を免れようとは思いません。しかし、この人たちの訴えが事実無根なら、だれも私を彼らに引き渡すような取り計らいはできません。私は皇帝に上訴します。」(11)
  パウロは世界の中心ローマに行くことを願い、キリストから「ローマでも証しをしなければならない」(23:11)と約束されました。ところがカイサリアの総督のもとで裁判にかけられ、裁判が中断し監禁されたまま二年経ってしまいました。二年経っても事態は何も変わりませんでした。総督が代わって裁判は再開されましたが、新しい総督はユダヤ人のご機嫌を取ろうとして、パウロの裁判をエルサレムですることを提案してきました。
  もはや公正な裁判は望めないとパウロは思い、「皇帝に上訴します」と申しました。皇帝に上訴すると裁判の場所はローマに移され、ローマに行くことになります。キリストから約束されたローマ行きは、期せずして実現しました。かつてキリストは弟子たちに、「言うべきことは聖霊が教えてくださる」(ルカ12:12)と言われました。パウロが皇帝に上訴したのも聖霊の導きでした。キリストは聖霊の導きを約束しておられたのです。
週報1月14日