聖書 エレミヤ書23章3~4節
    ヨハネによる福音書21章18~25節
説教題 「主イエスに従う」
「イエスは言われた。『わたしの来るときまで彼が生きていることを、わたしが望んだとしても、あなたに何の関係があるか。あなたは、わたしに従いなさい。』」(22)
  ペトロは主イエスから「私に従いなさい」(19)と言われました。殉教を告げられた上でのことです。すべてを主イエスのために献げる、文字通りの意味での「献身」を求められました。従うのは楽ではないとしても、主イエスに従う人は永遠の命が約束されています(8:12)。主イエスから「従いなさい」と言われるのは、永遠の命に招かれているからです。従うのは茨の道だとしても、その先は天国に続いています。
  ペトロがふと振り返ると、主イエスが愛しておられた愛弟子もついて来るのが見えました。ペトロは主イエスに「この人はどうなるのですか」と尋ねました(21)。愛弟子がどうなるのか、ペトロは気になったようです。すると主イエスは愛弟子が生き長らえることをおっしゃってから、「あなたに何の関係があるか」と言われました。しかも主イエスはもう一度、「あなたは私に従いなさい」と言われました。「あなたはとにかく、私に従いなさい」と言われたわけです。ペトロはペトロ、愛弟子は愛弟子です。主イエスに従う人生を比べるのは無意味です。とにかく主イエスに従うだけです。
週報5月5日