聖書 詩編104編24~30節
使徒言行録2章1~13節
説教題 「人を生かす神」
「突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった」(2~3)。
 今日の箇所をよく読みますと、日本語の聖書だと分からないのですが、「炎」は一つです。ところが、「舌」は複数です。はじめから使徒たちに対して別々に、聖霊が降ってきたのではありません。聖霊は神であられますから唯一です。しかしながら、使徒たちに降ったときには、いくつもの「舌」のようなものとなって、それで使徒たち「一人一人の上にとどまりました」。
 聖書が伝えているのは、聖霊は一つであるけれども人に与えられるときには、一人一人に分け与えられるということです。「一同が聖霊に満たされた」ときには、一つの聖霊がすべての者に降りました。使徒たちは各々が聖霊を与えられましたが、各々に与えられた聖霊は別々のものではなく、全体では一つのものです。各々が一つにされるわけです。離れていても一つにされるのは、聖霊が与えられているからです。集まるのがむつかしくても、聖霊が私たちを主キリストに結び合わせ、私たちを一つになさいます。聖霊が降るときには、そういう出来事が起こるのだと、今日の箇所は伝えております。
週報5月31日