聖書 イザヤ書63章11~14節
    ルカによる福音書9章18~27節
説教題 「神からのキリスト」
「イエスが言われた。『それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。』ペトロが答えた。『神からのメシアです。』」(20)
  ペトロは主イエスによって選ばれた弟子たち全員を代表して「神からのメシアです」と答えます。メシアはキリストのことですから、弟子たちは主イエスに対して「神からのキリスト」と答えたというわけです。イエスをキリストと答えることで信仰を言い表しています。
  「神からの」という言葉は、神が源である、という意味です。つまりルカが伝えようとしたのは、主イエスは神によって立てられたお方である、ということです。イエスをキリストとお呼びしていいのかという迷いや不信が、当時も今も世の中には渦巻いています。そういう中にあってルカは、イエスが正真正銘のキリストである、と伝えています。
  その主イエスは苦しみを受けることから始まり、棄てられ、殺され、復活することになっている、と言われました(22)。これらの出来事は神のご計画でした。神がキリストとしてお立てになったからこそ、主イエスはご自身に降りかかる苦難も忍耐され、神によって定められた働きを全うなさいました。主イエスはまさしく「神からのキリスト」です。